ゴヤール(GOYARD)のサンルイトートバッグのお悩み|ボロボロの持ち手、四隅の穴あきも修理で解決
ゴヤールのサンルイPMやサンルイGMなどのトートバッグは、人気の定番アイテムです。しかし長年の使用によって、持ち手がボロボロになったり、ベトついたりなどコバ部分に問題が出て来ることも少なくありません。また、底の四隅に穴が開くなどの破れやダメージが出る可能性があります。このようなダメージは使い続けることで発生するため避けることはなかなか難しくもありますが、適切な補修を行えば大切なバッグを長く愛用することができます。
この記事では、ゴヤールのサンルイトートバッグのよくあるお悩み、修理について紹介します。あなたのお持ちのゴヤールも同じ症状に悩まされているのであれば、この記事が解決の糸口になるかもしれません。
また、すぐにでも修理をしたい場合は、ゴヤールの正規販売店が行うアフターセールスサービスか、もしくはゴヤールを取り扱っている修理専門店にお願いするのが良いでしょう。早く修理をしたい、リーズナブルに修理をしたいという場合には修理専門店への依頼がおすすめですよ。
ゴヤールのサンルイトートバッグのよくあるお悩み3選
ゴヤールのサンルイトートバッグのよくあるお悩みはこちらです。
1, 持ち手がボロボロ、ベタベタになった【持ち手コバ補修】
2, バッグの底の四隅に穴があいた【四隅底穴修理】
3, 持ち手の付け根がちぎれてしまった【持ち手交換・持ち手作成】
それぞれ実際の写真を見ながらみていきましょう。
1, 持ち手がボロボロ、ベタベタになった【持ち手コバ補修】
コバとは、革をカットした「裁断面」であり、通常コーティングなどの仕上げがされてあります。このコバがボロボロになったり、ベタベタしてしまうのは「加脂剤(かしざい)の劣化」や「樹脂の劣化」が主な原因として挙げられることが多いでしょう。
コバに塗られる塗料(コバ剤)が劣化してしまうと、コバが剥がれ裁断面が出てきてしまったり、劣化部分からほつれが発生してしまったりと、持ち手自体の強度にも問題が出てくる可能性があります。
写真のように、持ち手のコバ部分が剥がれ落ちてボロボロになってしまった場合は、持ち手コバの補修が必要になります。剥がれ落ちたコバをきれいに剥がし、新しくコバ剤を塗り直すか革で補修することで持ち手の状態を回復させることができます。
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新しいコーティング剤で塗り直すだけで、新品同様な持ち手に蘇りますね。
また、長年の使用で手垢や汚れが蓄積し、持ち手の表面がベタベタとした状態になってしまうこともあります。このようなベタつきは、適切なクリーニングで改善が見込めますので、自宅で応急処置を施す前に修理専門店などへ相談してみましょう。
コバが欠けてしまったり、ベタベタになった場合にはそのままの状態にせず、早めに修理の検討をすることで愛着のあるバッグが長く、費用を抑える形であなたの元へ戻ってくるはずです。
2, バッグの底の四隅に穴があいた【四隅底穴修理】
重い荷物を長年入れ続けたり、床に置く際の摩擦などにより、底の四隅に穴が開いてしまうケースが多々あります。この四隅の破れや穴あきはゴヤールのサンルイトートバッグによくあるお悩みの1つです。この穴が大きくなればなるほど中身が出てきてしまう危険があるため、早めの補修が求められます。
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四隅の角穴については、内側から当て布をし、表面部分を補色するなどの修理が可能です。その他にも四隅に新しい革で革当てを行い補修することもあります。いずれにしても可能な範囲で希望の修理を行なってくれるでしょう。
サンルイのトートバッグの四隅はピンポイントで穴があき、傷みはじめます。穴が小さいからと言ってそのままにしておくと、どんどん穴が大きくなってしまうので注意が必要です。四隅の穴に気がついた時点で修理・補修を検討することをおすすめします。
3, 持ち手の付け根がちぎれてしまった【持ち手交換・持ち手作成】
持ち手とバッグ本体がくっついている付け根の部分は、最も負担がかかる箇所です。長年の使用で徐々に耐久力が低下し、いずれは付け根がちぎれてバラバラになる可能性があります。バッグを使っているときに突然ちぎれて使えなくなってしまうと誰でも困るはずです。このようなことが起きる前に、持ち手ごと交換しバッグを長く使えるようにメンテナンスしておきましょう。
写真の場合は、持ち手がちぎれかけており、中の芯材も傷んでしまっています。
持ち手を作成、交換することで元のようにサンルイのバッグをお使いになることができます。
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持ち手の付け根は負担がかかりやすい場所です。使い続けることで、持ち手以外の革部分にスレが生じてしまうこともあります。擦れてしまった部分についても状態によって修理が可能です。購入した当初のゴヤールのバッグに近づくように、修理専門店の職人が丁寧に対応してくれるでしょう。
同じ症状があなたが持っているゴヤールサンルイのトートバッグにあれば、修理・メンテナンスをすることで状態をよくすることができるかもしれません。そもそも修理ができるのか、どのくらいの期間で、どのくらいの費用がかかるのかを知るためにも、まずは修理について修理専門店へ相談をしてみることも1つの手です。
修理をお願いするときの伝え方
・修理が必要な箇所と状態の説明
ゴヤールの正規店や修理専門店に修理を依頼する際は、バッグの状態を正確に伝えることが大切です。伝え方ひとつで修理内容や費用が変わってくるためです。
まずは、修理が必要な箇所と症状を具体的に説明しましょう。
相談の具体例
「サンルイPMのバッグなのですが、持ち手のコバ部分が剥がれてボロボロになっています。右側の付け根の部分もひび割れが入っているようです」
「持ち手のコバが一部剥がれただけでなく、底の四隅にも穴が開いている状態です」
このように、ダメージのある箇所と具体的な症状を詳しく説明します。どう説明していいのか分からない場合も相談をすれば快く対応してもらえるはずです。言葉での説明が難しい場合は、できれば実物を見せながら伝えるのが理想的です。バッグの状態を写真に撮って送り、その写真から状態や修理方法について回答してくれる修理専門店もあります。ホームページやLINEなどのSNSを用いたお問い合わせもありますので、気になる修理専門店を調べてみるのが良いでしょう。
・希望の修理内容を伝える
次に、ご自身の希望の修理内容を伝えましょう。
希望の修理を伝える具体例
「持ち手のコバを全面的に補修していただきたい」
「四隅の穴も合わせて修理をお願いしたい」
「できれば持ち手ごと交換していただきたい」
また、その際にはご予算や期間についてもヒアリングされるはずです。なるべく幅を持った目安を伝え、修理店側と相談しながら決めていくと良いでしょう。
「できれば3万円程度で収まれば良いのですが、状況次第で多少上乗せも考えています」
「2週間以内に修理が完了すれば助かります。時間がかかる場合は無理のない範囲でお願いします」
このように、バッグの症状、希望修理内容、予算、期間をきちんと伝えることが重要です。修理店側も的確な対応ができ、結果的に満足のいく修理が期待できます。高価なブランド品だからこそ、きちんとコミュニケーションを取ることが大切なポイントになります。
修理店を選ぶ際の3つのポイント
そして修理について相談する際のポイントも大事ですが、実際にお手元のゴヤールのバッグを修理に出そうと思った時に、どこにお願いするのかがより重要です。ここでは修理店を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
1. 実績とクチコミの確認
長年にわたってゴヤール製品の修理実績が豊富で、高評価のクチコミがある修理店がおすすめです。実績があり、多くのユーザーから信頼されている修理店なら、確かな技術と適切な対応が期待できます。
実績の確認は、店舗のウェブサイトや公式SNSなどで修理事例を見るのが一般的です。また、口コミ情報サイトなどで実際の利用者の評価を確認するのも参考になります。修理のビフォーアフターの写真などを見ることでより修理のイメージが湧くかもしれません。
特にゴヤールなどの高級ブランド品・ブランドバッグを多く手掛けている実績のある修理店を選ぶと、より安心して依頼できるでしょう。
2. お直しメニューの確認
どのような修理に対応しているかをホームページやパンフレットで確認しましょう。部分修理からフルオーバーホールまでメニューが充実していると安心です。ここでも修理事例が参考になるはずです。
3. 修理期間の確認
ゴヤールの正規販売店のリペアサービスでは長期の時間を要することがあります。手元に早くバッグが戻ってきてほしい場合は修理専門店にお願いすることを検討しましょう。ただし、修理期間が正規店よりは短い傾向にあるとはいえ、状況によっては修理に2-3週間はかかる場合があります。納期は事前によく確認しておくことをおすすめします。
ゴヤールのサンルイトートバッグを長く使うために
ゴヤールの修理を依頼する場合は、自分でなんとかしようとするのではなく、信頼できる実績を持った正規店のリペアサービスか修理専門店に任せることが大切です。その際に、費用を出し惜しんで修理を簡易化させてしまうと上手くいかない場合があるので、適正な価格での納得のいく修理を心がけましょう。
またブランドバッグだけでなく、ブランド小物や財布、ブーツなど、他の革製品の修理にも応じている店舗が多いです。高価な製品だからこそ、修理代に見合う価値のあるサービスを受けられるお店を選ぶことをおすすめします。
いいなと思った修理店を見つけたら、ぜひ相談からしてみてくださいね。
店舗名:REPAIR THING
所在地:〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町8-15 キシモトビル401
電話番号:082-500-5160
営業時間:10:00 – 18:00(日・月曜休業)
https://www.repairthing.jp/
店頭への直接持ち込み、郵送での修理受付が可能です。
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