ブランドバッグを修理したい方は修理事例を要チェック!部位別の修理専門店の事例【35選】
大切なブランドバッグの修理先で悩んでいませんか?
大切にしていたブランドバッグ、その中には大切な人から譲り受けたり、プレゼントでもらったりと思い出深いものも多いのではないでしょうか。ブランドバッグは丈夫にできておりますが、長年使用することによっての劣化は避けられないものです。
今回はあなたが愛用しているブランドバッグにもしも修理が必要になった時、どこに修理をお願いしたら良いのか、どんな風に修理されるのかを、実際の事例写真を交えながらご紹介いたします。今後もずっと大切に使いたいブランドバッグがある方は要チェックです。
ブランドバッグの修理方法 〜どこに修理をお願いするか〜
ブランドバッグの修理方法は、大きく分けて2つに分られます。
1つはブランドバッグを購入した「正規販売店のリペアサービス」に依頼をする、もしくは修理をメインに取り扱う「修理専門店」に依頼することです。
それぞれのメリット・デメリットもご紹介します。
「正規販売店のリペアサービス」のメリット
・純正パーツの使用が可能
・ブランド公認の修理
ただし、以下のような制限があります。
・年代の古いバッグは受付不可の場合も
・症状によっては対応できないことも
正規販売店のリペアサービスで取り扱ってもらえなかった場合でも、修理専門店は受け付けてくれる可能性がありますので、諦めずに修理ができるお店を探してみましょう。
「修理専門店」のメリット
・正規品以外のパーツを使用
・正規店で断られた修理にも対応可能
・比較的リーズナブルな価格設定
・修理期間の短縮が可能
しかし、インターネットで検索すると、数多くの修理専門店が見つかり、選択に迷われる方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、自分のバッグの症状に対して確実な修理実績があるお店を選びましょう。 つまり同じような修理の対応実績があるかどうかを見ることです。実績があるということは、その実績に伴った技術があり、お持ちのバッグがどのように修理されて戻ってくるかをイメージしやすくもあるからです。
バッグの修理は、「症状(状態)」「素材」「構造」によっても修理方法が大きく変わってきます。同じブランドの同じバッグを修理する場合にも、その条件によって修理パターンが多数存在します。修理方法を間違ってしまうと、せっかくのブランドバッグの品質を損ねる事態にもなりかねません。だからこそ 修理を熟知し、信頼できる修理実績のある専門店を選ぶことが重要なのです。
当社REPAIR THING(リペアシング)は熟練されたリペア職人が在籍し、女性ならではの色味の感性で色合わせをする「補色(ほしょく)」に定評があり、多くの実績があります。
今回は今まで担当をしてきたブランドバッグ修理の中から、お客様からお問い合わせも多い「部位別のブランドバッグ修理事例」を余すことなくご紹介いたします。
・部位別のブランドバッグ修理事例
・修理前後の状態がよくわかるBefore/After写真
を中心にブランドバッグの修理に悩む方に向けた情報を1つにまとめています。
もしもお手持ちのブランドバッグがこれから紹介する事例と同じ症状であれば、あなたのバッグは綺麗に修理できるかもしれません。ぜひ一度REPAIR THING(リペアシング)にご相談ください。お電話だけでなく、LINEからもご相談を受け付けておりますのでお気軽にどうぞ!
◼︎部位別|修理専門店の修理事例
まずは部位別の修理事例をご紹介します。
ここでは以下の項目に沿って、ぞれぞれの部位における実際の修理実例をお見せします。
・持ち手
・ファスナー
・革パーツ
・バッグ本体
・内装
・パイピング
ビフォーアフターの写真もありますので、そちらも参考にしてみてください。
01【持ち手】の修理
「持ち手」はバッグを使用する際に必ず触れる箇所であり、使い続けることで修理が必要になることも多い部位の1つです。ちぎれてしまった持ち手はもちろん、ベタベタ・ボロボロになってしまった持ち手も修理が可能です。
1-1. 持ち手作成
持ち手作成が必要な場合は、
・持ち手の革が裂ける・割れる・ちぎれる
・ステッチや縫い目が解ける
・芯材が折れ、形が元に戻らない
・表面の擦れや剥離が激しい
このように持ち手のダメージが大きい場合、持ち手を新しく作成し、今あるものと交換して取り付けることでバッグを使い続けることができるようになります。たとえ、持ち手がちぎれてしまったとしても修理可能ですので、まずはご相談ください。
修理内容:両持ち手作成
ブランド:ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)
修理料金:¥44,000(税込み)
納期:2ヶ月
修理内容:ハンドバッグ持ち手作成・交換
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥33,000(税込み)
納期:2ヶ月
1-2. 持ち手のコバ補修(コバ剥がれ)
持ち手のコバ部分(革の断面)には、コバ剤という専用のコーティング剤が塗ってあり、そのコーティング剤が劣化で剥がれてしまうことがあります。特に「コバ剥がれ」が起きる場合は、摩擦や乾燥が原因でひび割れを起こし、最終的に剥がれてしまいます。
このようにコバ部分にトラブルが発生した場合には、コーティング剤の塗り直しすることで綺麗な状態に戻すことができます。リペアシングの職人がバッグの持ち手に合わせたお色味でコーティング剤を作り、丁寧に塗り直しを行いますので安心してお任せください。
修理内容:持ち手のコバ補修
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥20,900(税込み)
納期:4週間
修理内容:持ち手のコバ補修
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥20,900(税込み)
納期:4週間
修理内容:持ち手のコバ補修
ブランド:ゴヤール(GOYARD)
修理料金:¥20,900(税込み)
納期:4週間
1-3. 持ち手のコバ補修(コバ溶け補修)
持ち手のコバ部分に触れた時にベタつきを感じたことがあれば、それは「コバ溶け」という現象が起きています。コバには革の乾燥を防ぐために、「加脂剤(かしざい)」という専用のコーティング剤を塗っています。しかし、高温多湿な環境に長い間さらされると、その加脂剤が水分に反応して”加水分解”を起こしてしまい、コーティング剤を溶かしてしまうのです。
コバ溶けしたまま放置しておくと、二次被害も起きやすくなります。
・使う度に粘着感が残る
・色移り、シミが発生する
・においが発生する
・着用している服にベタベタがつく
コバにベタベタを感じた場合には、一旦使用するのをやめて早急に修理を行う方が賢明です。ベタベタな持ち手も、古いコーティング剤を綺麗に落とした上で、新しく塗り直すことで元通り使えるようになります。
修理内容:持ち手のコバ補修
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥20,900(税込み)
納期:4週間
修理内容:持ち手のコバ補修
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥26,400(税込み)
納期:4週間
1-4. 持ち手の芯材 補強・交換
ブランドバッグの持ち手内部には、形状を保ち荷重を支えるための「芯材」が入っています。この芯材は、長い期間バッグを使用していると折れたり、歪んだりすることがあります。特に重い荷物を頻繁にバッグの中に入れている場合によく見られる症状の1つです。
持ち手の芯材が劣化すると、持ち手が変形したり、違和感のある柔らかさを感じたりします。また、持ち手の付け根部分に過度な負担がかかり、バッグ本体にも影響を及ぼす可能性があります。このような症状が現れたら、持ち手を解体して芯材の補強や交換を行う必要があります。
新しい芯材と入れ替える際に、色味を合わせた新しい持ち手を作成することもケースとして多くあります。持ち手がふにゃふにゃになっている場合は、すぐに相談してくださいね。
修理内容:持ち手 芯材の交換
ブランド:セリーヌ(CELINE)
修理料金:¥30,800(税込み)
納期:2ヶ月
1-5. 持ち手の縫い直し・差し直し
バッグの持ち手は、使用頻度が最も高い部分であり、日常的に使用することによって摩擦や張力によって、ステッチ(縫い目)が徐々に緩んだり、切れたりすることがあります。特に持ち手の付け根部分や、手が直接触れる部分の縫い目に負担がかかりやすく、糸切れや緩みが発生しやすい箇所です。
放置すると、バッグ本体の革の剥がれや破れに繋がる可能性があるため、早めの対応をおすすめします。縫い直しでは、既存の糸穴を利用しながら、専用の糸で丁寧に補修していきます。
また、持ち手部分がスポッと抜けてしまう場合もあります。その際には、持ち手の差し直しを行なった上で補強をします。抜けてしまった持ち手は、たとえちぎれてしまっていたとしても捨てずに修理にお持ちください。
修理内容:持ち手の縫い直し
ブランド:シャネル(CHANEL)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
修理内容:持ち手差し直し・補強
ブランド:セリーヌ(CELINE)
修理料金:¥13,200(税込み)
納期:4週間
1-6. 持ち手 塗り直し・補色
持ち手の表面は、色落ちや色褪せ、スレが発生しやすい部分です。特に汗や雨、紫外線による影響を受けやすく、革の色が徐々に褪せていきます。また、お気に入りのバッグであれば日々持ち手を触るはずで、頻繁な接触により表面のコーティングが剥がれたり、色むらが生じたりすることも少なくありません。
このように持ち手の色落ちや色褪せが気になり始めたら、「補色(ほしょく)」によって持ち手の塗り直しを行うことが効果的です。塗り直しや補色作業では、革の種類や色に合わせた専用の染料やコーティング剤を使用し、元の色味や質感を復元していきます。バッグの色味に合わせて丁寧に色づくりをしますので、違和感がなくきれいな色味のバッグが戻ってくるはずです。
修理内容:持ち手の塗り直し(補色)
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥13,200(税込み)
納期:4週間
修理内容:持ち手の塗り直し(補色)
ブランド:ディオール(DIOR)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
02【ファスナー】の修理
バッグにおいて「ファスナー」部分は構造として脆い部分でもあります。ファスナーの生地部分に穴が空いてしまったり、ファスナーが噛み合わなくなってしまったりとトラブルもあります。開閉する際に摩耗しやすい部位でもありますので、大きなダメージにならないうちに修理をおすすめします。
2-1. ファスナーの縫い直し・交換
ファスナーの縫い直し・交換は、よくある修理の1つです。ファスナーはバッグの開閉に直接関わる重要なパーツであり、摩耗や、金属部分の劣化により、動きが悪くなったり、完全に動かなくなったりすることがあります。特に、以下のようなトラブルが発生しがちです。
・開閉時の引っ掛かり
・スライダーの破損
・歯の欠け
・チェーンの外れ など
ファスナーの不具合は、バッグを使用すること自体が難しくなったり、中に入れている荷物の紛失や破損にも繋がる可能性があるため、早めの交換修理がおすすめです。
修理内容:ファスナー交換、縫い直し(縫製)
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:1.5ヶ月
03【革パーツ】の修理
「革パーツ」も修理でお直しすることが可能です。全体的なダメージがある場合には、パーツごと新しく作製する形をおすすめしております。革パーツが綺麗になることによって見た目はもちろんのこと、機能面も向上するため、長く使い続けることが可能です。
3-1. 革パーツ作製
革パーツの作製は、バッグの一部が著しく劣化したり、紛失したりした際に必要となる修理です。
・ベルト、ベルトループ
・タブ
・ループ
・装飾パーツ など
以上は、バッグを構成する様々な革製パーツです。新しいパーツを作製する際は、オリジナルの革質や色味、厚み、加工方法などを綿密に分析し、可能な限り元の仕様に近づけていきます。ただし、ブランドのロゴが入ったものをそのまま制作することは修理専門店では行うことができません。正規パーツをお求めの場合は、購入された正規販売店のリペアサービスに修理を依頼しましょう。
無地であったり、似たパーツの作製を希望される場合は修理専門店でリーズナブルかつスピーディに対応が可能なはずです。革パーツは、質感や仕上がりが全体の印象を大きく左右するため、細部まで丁寧な作業をさせていただきます。
修理内容:革パーツ作成
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥13,200(税込み)
納期:1.5ヶ月
修理内容:ベルトループ 革パーツ作成
ブランド:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
3-2. 革パーツ補強・縫い直し
革パーツの接合部分が弱くなったり、ステッチが緩んだりすることがありますが、そのような場合でも修理が可能です。革パーツの補強や縫い直しは、バッグの構造部分に関わる重要な修理です。特に、ストラップの付け根、底面の角、マチの接合部など、負荷のかかりやすい箇所で問題が発生しやすくなっています。
革パーツ部分が擦れて薄くなっていたり、ちぎれそうになっているのを発見した場合には、一旦使用を取りやめて、修理を依頼しましょう。そのまま放置すると、パーツの剥離や破損に発展し、元の状態に戻らなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。
修理内容:革パーツ作成、縫い直し(縫製)
ブランド:シャネル(CHANEL)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
3-3. 革パーツ補修
革パーツの補修は、傷や擦れ、汚れなどによって損なわれた革の表面を修復する修理です。
日常的な使用でできる細かな傷から、予期せぬ事故による深い傷や破れまで、革の損傷は様々な形で発生します。特に、傷みやすい場所としては、バッグの角や底面など、接触の多い部分です。
革パーツの補修作業では、革の種類や傷の状態に応じて、適切な修復方法を選択します。表面処理、部分的な補強、色の復元など、複数の技術を組み合わせることで、可能な限り目立たない仕上がりを目指します。また、穴が空いてしまった場合の処理として、革パーツをつけて補修することも可能です。
修理内容:革パーツ補修
ブランド:ゴヤール(GOYARD)
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:4週間
04【バッグ本体】の修理
バッグ本体にキズ・汚れ・色褪せなどさまざまな症状が出た場合、その程度によって適切な修理を行なっていきます。特にバッグの底部分や角の部分については、使用し続けることによってメンテナンスが必要な箇所です。小さなダメージだとしても、気になるところ
4-1. 補色・部分補色
バッグの表面は、使用していく中で部分的に色褪せや色むらが生じることがあります。その場合は、色の修繕が必要な箇所のみ部分的に「補色(ほしょく)」を行います。
補色とは、筆を使用して色が落ちてしまったり、褪せてしまったり、局所的に色が劣化した範囲のみに色をつける修復作業のことです。革の種類や色味を慎重に見極め、専用の顔料やカラー剤を使用して元の色調に近づけていきます。この”色づくりの技術”が最終的な仕上がりを大きく左右するため、熟練されたリペア職人が1つ1つ丁寧に、バッグの色味に合わせて色づくりを行います。
補色で塗り終わった後の色とどのように馴染むのか、顔料が乾いた後にも違和感が残らないかなど、全体の色調とのバランスを考慮しながら、違和感のない自然な仕上がりを目指す繊細な作業を行なっています。
修理内容:部分補修(角スレ)
ブランド:グッチ(GUCCI)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
修理内容:部分補修(角スレ)
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥11,000(税込み)
納期:4週間
修理内容:部分補色(角スレ)
ブランド:プラダ(PRADA)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
修理内容:部分補修(パイピング)
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥16,500(税込み)
納期:4週間
修理内容:部分補修(角スレ)
ブランド:グッチ(GUCCI)
修理料金:¥13,200(税込み)
納期:4週間
4-2. 外側フルカラー・染め直し
先程紹介した「補色(ほしょく)」ですが、もしもバッグ全体の色が著しく褪せたり、全体的な色むらが目立ってきたりした場合には、バッグ全体を染め直す形で補色を行う修理もあります。
経年劣化や直射日光を浴びるなどの環境要因により、革本来の色味が失われて色褪せ、元の色と変わってしまうことがあります。フルカラーリングでは、バッグ全体を一度クリーニングした後、専用の顔料を使用して全体的に染め直していきます。この作業では、革の質感を活かしながら、均一で美しい発色を実現することを大切にしています。また、金具周りや縫い目など、細部への配慮をしながら行う高度な技術を要する作業ですが、リペアシングの修復士はこの「補色(ほしょく)」および外側フルカラーでの染め直しを得意としております。
多くのお客様のバッグを修理してきた実績がありますので、修理について気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
修理内容:外側フルカラー(色剥げ 補色)
ブランド:セリーヌ(CELINE)
修理料金:¥25,300(税込み)
納期:4週間
修理内容:外側フルカラー(スレ 補色)
ブランド:エルメス(HERMES)
修理料金:¥38,500(税込み)
納期:4週間
修理内容:外側フルカラー(色褪せ 補色)
ブランド:ロエベ(LOEWE)
修理料金:¥25,300(税込み)
納期:4週間
修理内容:外側フルカラー(シミ 補色)
ブランド:ロエベ(LOEWE)
修理料金:¥25,300(税込み)
納期:4週間
4-3. ボールペン汚れ落とし・補色
ボールペンによる汚れは、一瞬のうちに付いてしまい「しまった!」と思っても、応急処置が効かない場合が多い汚れの1つです。バッグの美観を著しく損なう代表的な事故と言ってもよいでしょう。
インクが革に染み込んでしまうと、通常のクリーニングでは完全な除去が困難となります。取り返しのつかない状態になるとショックが大きくなってしまうため、このボールペン汚れは発生した時に”すぐに”対処が必要です。
ボールペン汚れは、特殊なクリーニング剤を使用して慎重にインクを抜き取っていく作業が必要となります。その後、必要に応じて補色を行い、周囲との色調を整えていきます。インクの種類や革質、染み込みの程度によって、最適な処理方法を選択し、できるだけ目立たないように修理を行います。
修理内容:ボールペン汚れ落とし・補色
ブランド:ロエベ(LOEWE)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:4週間
05【内装】の修理
バッグの内側・裏地に問題が発生した場合は内装の修理を行うことで解決できます。汚れたバッグの内側をクリーニングで綺麗にしたり、ボロボロになってしまった裏地を入れ替えることができます。また、ご希望があれば裏地の色味を変更するなどのカスタマイズも可能です。汚れ、破れなどがある場合には一度ご相談ください。
5-1. 内装交換
バッグの内装はがボロボロになってしまった場合でも、「内装交換」を行うことで再び使用することができるようになります。
バッグの内側・内装は、使用頻度や収納する物によって劣化や損傷が起きます。裏地の破れ、剥がれ、汚れの固着、臭いの付着などが主な症状として挙げられますが、いずれにしてもバッグの中に荷物を入れることができなくなる可能性が高いです。
内装交換では、古い裏地を丁寧に取り外し、新しい裏地に交換していく作業を行います。当社REPAIR THING(リペアシング)では、内装交換の際に生地の劣化が起こりにくい「シャンタン生地」の使用をおすすめしています。その他にも、ご希望の素材やカラーがありましたらカスタマイズとして対応することも可能です。
また、修理の際にポケットやファスナーなどの付属パーツも必要に応じて修理や交換を行います。バッグの形状や素材に合わせて適切な裏地を選択し、耐久性と使い心地を両立させることを大事にしています。
修理内容:内装交換
ブランド:プラダ(PRADA)
修理料金:¥52,800(税込み)
納期:2ヶ月
修理内容:内装交換
ブランド:ロエベ(LOEWE)
修理料金:¥49,500(税込み)
納期:2ヶ月
修理内容:内装交換
ブランド:シャネル(CHANEL)
修理料金:¥52,800(税込み)
納期:2ヶ月
修理内容:革パーツ作成、縫い直し(縫製)
ブランド:グッチ(GUCCI)
修理料金:¥49,500(税込み)
納期:2ヶ月
5-2. 内装クリーニング
バッグの内側である内装は、日常的な使用を重ねていくと、どうしても発生してしまう汚れや臭いがあります。汚れの蓄積、化粧品のこぼれ、飲み物のシミなど、様々な原因で内装が汚れてしまうことで、バッグの使用感を大きく損なう原因となってしまうことも。汚れや臭いがあるバッグを使わなくなってしまった経験は皆さんにもあるはずです。
そんな時、バッグの内装クリーニングでは、素材に適した洗剤や道具を使用して、丁寧に汚れを除去し、問題を解決します。特に、生地の傷みを防ぎながら、効果的に汚れを落とすことが重要なため、プロにお任せいただくのが1番です。また、ただ汚れや臭いを落とすだけでなく、再発しないように除菌や消臭処理も合わせて行うことで、清潔で快適な状態を維持することが可能です。
修理内容:内装交換
ブランド:プラダ(PRADA)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:4週間
修理内容:内装交換
ブランド:ロエベ(LOEWE)
修理料金:¥6,600(税込み)
納期:4週間
06【パイピング】の修理
パイピングは、バッグの縁取りとして使用される革やテープ状の素材で、バッグの耐久性と美しさを保つ重要なパーツです。
・パイピングが擦れて破損している
・縫い目が解れている
・革が剥がれている
・色落ちや変色が目立つ
そのまま放置しておくと、バッグの形を損ねたり、最悪の場合はバッグに穴が空いてしまう場合もあります。パイピング部分に気になる症状が少しでも起きている場合には早めの修理がおすすめです。
6-1. 革あて補修
パイピングは使用していく中で、このパイピング部分が擦れたり、剥がれたりすることがあります。損傷した部分に新しい革を当てて補強する作業である「革あて補修」では、元の革との色合わせや接着技術が重要です。見た目の自然さを保ちながら、耐久性を高めることが求められます。
特に、バッグの形状を維持する上で重要な役割を果たすパイピングの修復は、慎重な作業が必要となりますが、熟練のリペア職人が対応しますのでお任せください。破れや剥がれなど、起こっていないようなきれいな仕上がりでバッグをお戻しいたします。
修理内容:パイピング 革あて補修
ブランド:グッチ(GUCCI)
修理料金:¥8,800(税込み)
納期:4週間
6-2. 破れ補修
パイピングの破れは、バッグの構造強度に直接影響を与える深刻な損傷です。過度な負荷や摩擦により、パイピングが裂けたり、縫い目が解けたりすることがあります。
この修理では、破損したパイピングを取り除き、新しいパイピングに交換する、もしくは破れた部分を補修する作業を行います。バッグの形状や素材に合わせて適切な修復方法を選択し、見た目と機能性の両面で満足のいく仕上がりを目指しますのでご安心ください。
ここでも、早期発見と適切な修理が、バッグの長寿命化につながります。
修理内容:破れ補修
ブランド:シャネル(CHANEL)
修理料金:¥11,000(税込み)
納期:4週間
《お客様の声から》REPAIR THING(リペアシング)のブランドバッグ修理のおすすめポイント
最初にお伝えした通り、修理専門店は全国に存在しています。その中でも私たち修理専門店REPAIR THING(リペアシング)に修理をお任せいただくのがおすすめな理由を《お客様の声》からご紹介します。
「この色にして欲しかった!」女性ならではの色感覚で “ぴったりの色味” を作成する色づくりの技術【補色】
当店は「補色(色づくり)」において強い自信を持っています。お客様の中には「思っていた色味と違う色で返ってきてしまって…」とご相談に来られる方もいらっしゃいます。今までもたくさんのお客様からそのようなご相談を受けてきました。リペアシングでは、女性のリペア職人が、女性ならではの感性を持って、ぴったりのお色味を作り出し、修理を行います。ご依頼をくださったお客様からも修理後にバッグをお返しした際に「思った通りの色味なって嬉しい!」とお喜びの声をいただいております。
補色は同じブランドの同じ色味のバッグだったとしても、1つ1つ少しずつ色味が異なるものです。修理を希望されるバッグのお色味に合わせて、オーダーメイドで色をお作りし、違和感のない綺麗な仕上がりを心がけております。
もしもお色味についてこだわりがありましたら、ぜひリペアシングにお任せください。ぴったりの色味を見つけ出し、ご愛用のブランドバッグを蘇らせます。
在籍しているのは「女性のリペア職人のみ」相談しやすく、安心な環境
当店は「女性のリペア職人のみ」で構成されているブランドバッグ・革製品の修理専門店です。女性のリペア職人が対応し、繊細な部分まで綺麗に仕上げていきます。お客様からは「相談しやすくてよかった」「同性である女性に相談したかったので連絡してよかった」というお声がある時も。
どの修理専門店にも負けない数多くのブランドバッグや革製品の修理を取り扱ってきた女性リペア職人が、あなたの大切なバッグを修理いたします。本当に修理をするべきなのか、修理するとしたらどのようになるのかなど、気になることがありましたら、まずは一度ご相談ください。
専門的な知識がない方でもリペアシングの女性スタッフが丁寧に対応いたします。相談専用のLINEも用意しておりますので、お写真を送っていただきながら気軽にご相談いただけます。
あなたのブランドバッグも修理するならリペアシングへ
このコラムではたくさんの修理事例をご紹介してきました。お手持ちのバッグや革製品など、同じような症状に悩まされていらっしゃいましたら一度ご相談ください。きっとあなたのお気に入りアイテムはまた使えるようになります。
お気に入りのバッグが一日でも長く、綺麗に使えるように心を込めて修理をいたします。リペアシングのスタッフ一同、ご相談お待ちしております。
店舗名:REPAIR THING
所在地:〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町8-15 キシモトビル401
電話番号:082-500-5160
営業時間:10:00 – 18:00(日・月曜休業)
https://www.repairthing.jp/
店頭への直接持ち込み、郵送での修理受付が可能です。
メール、LINE、インスタDMでお気軽にお問い合わせください。
営業時間 10:00 - 18:00(日・月曜休業)