ブランド財布の修理をする時に知っておきたい3つのこと|修理事例とよくある疑問を解決
あなたのお財布は今、どんな状態ですか?
毎日使用するものだからこそ、愛着が湧き、長く大切に使い続けたいと思うものです。しかし、どんなに丁寧に扱っていても、使用していくうちに傷んでしまったり、部分的に破損してしまうこともあります。そんな時、多くの人が悩むのが【修理】についてです。
『財布のファスナーが壊れてしまった…これは直るのかな?』
『お財布のフチがボロボロになってしまった…まだ使い続けられる?』
など、修理について分からないことだらけかもしれません。また修理で直るかどうか、どんな修理が必要なのか、どのくらい修理費用がかかるのかなど気になることがたくさんあるかと思います。
このコラムでは愛用しているお財布、特にブランド財布の修理をお願いする時に知っておきたいことを3つに分けてご紹介します。実際の修理の事例を見ながら、修理を依頼するイメージを持っておくことも良いでしょう。
使い続けているとだんだんと財布が劣化してしまうのは避けられないことです。それでも大事なものだから長く使いたい!と思ったらこのコラムを参考に修理を検討してみてくださいね。
修理前に知っておきたいこと( 1 )|修理の種類と料金について
まず最初にブランド財布の修理の種類についてです。ブランド財布の修理には、様々な種類があり、当然ながら財布の状態によって修理内容が異なります。主な修理メニューとしては、以下のようなものがあります。
・ファスナー交換
・金具の交換
・縫製の修復
・革の補修
・クリーニング
◼︎ファスナー交換
ファスナー交換は、財布の修理の中でも最もよくある修理の一つです。財布を使うたびにファスナーを開け閉めするため、長年の使用によってファスナーの動きが悪くなったり、完全に動かなくなったりした場合がよくあります。それだけでなく、ファスナーの開け閉めにより結合部分が破れるなど負荷がかかる箇所でもあるため、破れた場合にはファスナーの交換が求められます。
ファスナー交換の料金は、財布のブランドやファスナーの種類、長さによって大きく異なります。一般的な財布であれば5,000円から15,000円程度で済むこともありますが、高級ブランドの場合は30,000円以上かかることもあります。修理期間は通常1週間から3週間程度ですが、ブランドやどこに修理を依頼するかによっては、それ以上かかる場合もあります。
◼︎金具・ホック交換
財布に付いている金具の交換も、比較的頻度の高い修理の一つです。財布の開閉部分やストラップの金具など、使用頻度の高い箇所は特に傷みやすいため、交換が必要になることがあります。金具の交換料金も、ブランドや金具の種類によって変わってきますが、一般的に10,000円から30,000円程度が相場です。もしも、金具が外れてしまっている場合には、捨てずに修理を依頼する時に持っていきましょう。そうすることで修理料金が抑えられる場合もあります。
◼︎縫製の修復
縫製の修復は、糸のほつれや破れを直す修理です。この場合、修理箇所の大きさや修理の複雑さによって料金が変わります。小さな修復であれば5,000円程度から、大がかりな修復になると20,000円以上かかることもあります。どの程度縫い直しが必要であるかどうかについては、修理の依頼先の受付もしくは職人の方に聞いてみると良いでしょう。
◼︎革の補修・補色
革の補修は、傷や擦れ、色褪せなどを修復する作業です。見た目にも大きく影響を与えますので、傷や擦れなどに気がついた時には修理を早めに検討するのが良いでしょう。この修理は特に高度な技術が必要です。熟練された職人の技術力によっても料金が変わってきます。
小さな傷の修復であれば10,000円程度からですが、大きな範囲の修復や色の再現が必要な場合は、50,000円以上かかることもあります。しかし、全体をフルカラーで塗り直しをして財布を蘇らせることも可能です。使い続けてボロボロになったものでも、対応してくれる修理専門店もありますのでまずは相談してみましょう。自分ではもう直らない…と思っていてもプロの技術で綺麗になる可能性があります。諦めずに問い合わせてみてくださいね。
◼︎クリーニング
財布全体の汚れを落とし、革を保護するクリーニングも財布をメンテナンスする上では効果的です。単純なクリーニングであれば5,000円から10,000円程度で済みますが、特殊な素材や複雑な構造の財布の場合は、それ以上の料金がかかることもあります。
またクリーニングで落ちない汚れがあったとしても、補色(カラーリング)で対応ができることがあります。どのような状態にしたいのかを修理依頼先に伝えながら、愛用のお財布を綺麗にしましょう。
このように修理にかかる料金は、ブランドや修理の内容によって大きく異なります。例えば、ファスナー交換の場合、一般的な財布であれば5,000円から15,000円程度で済むこともありますが、高級ブランドの場合は30,000円以上かかることもあります。
修理にかかる料金はあくまで目安であり、実際の修理料金はブランド製品の状態や修理の難易度、使用する材料などによって変動します。正確な料金は、実際に修理をお願いする修理店や専門店にまずは相談、見積もりを取ることをおすすめします。
修理前に知っておきたいこと( 2 )|修理を依頼する場所の選び方
いざ、ブランド財布を修理に出そう!と思った時に、修理を依頼する場所は1つではありません。主に以下の3つの選択肢があります。
《1》 ブランドの直営店
《2》専門の修理店
《3》地元の革製品修理店
それぞれのメリット・デメリットがありますので、それを知った上で修理の依頼をすることがおすすめです。
《1》ブランドの直営店(正規販売店のリペアサービス)
メリット:
・純正部品を使用した修理が可能
・ブランドの品質基準に沿った修理が期待できる
・保証が適用される場合がある
デメリット:
・料金が高めになる傾向がある
・修理に時間がかかることが多い
・修理できる範囲が限られている場合がある(修理を断られることがある)
ブランドの直営店(正規販売店のリペアサービス)での修理は、純正部品を使用し、ブランドの品質基準に沿った修理が期待できるため、高級ブランドの財布には特におすすめです。保証期間内であれば、修理も無料で受け付けてくれる可能性が高いです。保証期間を確認して、期間内であればそのまま直営店に持ち込むのが良いでしょう。ただし、修理に時間がかかることも多いので、その点は考慮が必要です。
また、保証期間外で、修理を依頼する場合には、他の選択肢と比べて修理料金が高めになる傾向があります。料金は高めかもしれませんが、純正部品を取り替えてくれたりなどのサービスが充実しているため、購入時と変わらぬパーツを希望する場合はブランドの直営店が最もおすすめの選択肢です。
《2》修理専門店・リペア専門店
メリット:
・幅広いブランドや製品に対応可能
・直営店よりも比較的安価な場合が多い
・修理の選択肢が多い
デメリット:
・純正部品を使用できない場合がある
・品質にばらつきがある可能性がある
・保証が適用されない場合がある
修理専門店・リペア専門店は、様々なブランドの製品に対応できる点が魅力的です。直営店での修理を断られた場合にも対応してくれるところがあります。また、直営店よりも料金が安い場合が多く、修理の選択肢も豊富です。依頼から製品の引き渡しまでの時間についても、短い期間で納品してくれる修理専門店もあります。
ただし、純正部品がすでに財布から取れていたり、なくなっている場合には同じ部品を用意できない場合があるため、高級ブランドの財布の場合は注意が必要です。取れた部品などは大切に保管をし、修理の際に持ち込みましょう。
その他、修理専門店・リペア専門店によっては修理の質が異なる場合があります。在籍されているリペア職人の腕によって左右されることがあるため、依頼する前に「実績」や「修理事例」などを確認してから依頼することが大切です。ホームページやSNSなどで修理実績を数多く掲載している修理専門店は信頼できます。そのような情報を確認してから依頼を検討しましょう。
《3》地元の革製品修理店
メリット:
・比較的安価な料金設定
・迅速な対応が期待できる
・きめ細かいサービスが受けられる可能性がある
デメリット:
・ブランド製品に特化していない場合がある
・技術力にばらつきがある可能性がある
・高級ブランドの修理には不向きな場合がある
あなたのお住まいの地域にも革製品の修理店があるかもしれません。その場合には財布の修理を依頼する場所として、地元の革製品修理店も選択肢の一つに入るでしょう。地元の革製品修理店は、比較的安価で迅速な対応が期待できます。また、顔の見える関係性を築きやすいため、きめ細かいサービスを受けられる可能性があるでしょう。
ただし、ブランド製品に特化していない場合もあるため、高級ブランドの財布の修理には不向きな場合があります。お近くに店舗がある場合は、修理したい財布を持って相談に行ってみるのも良いでしょう。
修理を依頼する場所を選ぶ際は、財布のブランドや状態、予算、修理にかけられる時間などを考慮して判断することが大切です。高級ブランドの財布であれば、直営店、修理専門店、地元の革製品修理店の3つの選択肢からご自身が求めるクオリティや予算などといった条件を元に選び、納得のいく形で修理を依頼しましょう。
修理前に知っておきたいこと( 3 )|修理前の準備と注意点
さて、ここまでで修理の種類、修理依頼先の選択肢をみてきました。ここからは修理前の準備と注意点についてご紹介します。
ブランド財布の修理を依頼する前に、いくつか準備しておくべきことがあります。これをしておくだけで修理依頼をスムーズに進めることができます。また、注意すべき点もありますので、ここでは詳しく解説していきます。それではいってみましょう。
◼︎修理前の準備
1)財布の状態を確認する
修理を依頼する前に、まず最初に財布の状態を細かくチェックしましょう。傷みの箇所や程度を把握し、写真に撮っておくと良いでしょう。これにより、修理店とのコミュニケーションがスムーズになり、また修理前後の状態を比較することができます。
2)財布の中身を整理する
修理に出す前に、財布の中身を完全に空にしましょう。カードやレシートなどを取り忘れないよう注意が必要です。特に、長期間使用していない財布の場合、思わぬところに大切なものが隠れている可能性があります。また、中身を確認する中でさらなる修理箇所を見つける場合もあります。修理後に気がついて再度依頼をするとなると費用も時間もかかりますので、一度で済むように隅々までチェックしておきましょう。
3)購入時の付属品を用意する
可能であれば、財布を購入した時に付属していた保証書やケア用品なども一緒に持参、発送の場合には財布と一緒に箱に入れましょう。これらの情報が修理の参考になることがあります。また、保証期間内であれば、修理費用が軽減されたり、無償で修理できる可能性もあります。
4)修理の希望内容をまとめる
どの部分をどのように修理してほしいのか、具体的な希望をまとめておきましょう。例えば、「ファスナーを交換してほしい」「色褪せた部分を復元してほしい」といった具合です。明確な希望を伝えることで、より満足度の高い修理結果を期待できます。
5)予算を設定する
あなたが修理にかけられる予算を事前に決めておきましょう。修理の内容によっては高額になる場合もあり、新品を購入する方が良いということもあります。予算を設定しておくことで、修理を依頼するか、新品を購入するかの判断がしやすくなります。
◼︎修理前の注意点
修理による価値の変化を考慮する
特に希少価値の高いヴィンテージ品や限定品の場合、修理をすることで逆に価値が下がってしまう可能性があります。修理を検討する際は、財布の希少性や価値についても考慮しましょう。
修理期間を確認する
修理にかかる期間は、依頼する場所や修理の内容によってまちまちです。直営店であれば数週間から数ヶ月かかることもあれば、地元の修理店なら数日で済む場合もあります。修理期間中は財布を使用できないため、事前に確認し、必要に応じて代替の財布を用意するなどの対策を取りましょう。
修理できない可能性を考慮する
状態によっては、修理が不可能と判断される場合もあります。特に古い財布や損傷が激しい場合は、修理を断られる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
これらの準備と注意点を押さえておくことで、より満足度の高い修理結果を期待できます。また、思わぬトラブルを避けることもできるでしょう。
修理事例の紹介
それでは実際のブランド財布の修理事例をいくつか紹介します。今回は修理専門店リペアシングが実際に担当した修理事例をみていきます。お持ちのお財布が同じような状態であれば、修理後のイメージもつきやすいはずです。自分の財布の修理の参考にしてみてくださいね。
【修理事例1】お財布の全体的なスレ、色落ち
ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のイントレチャートの折りたたみ財布です。全体的にスレてしまっており、一部の編み目もめくれているところがありました。
修理としては、めくれを整えた上で全体的に補色しています。ボッテガのイントレチャート特有の編み目が埋まらぬよう、丁寧に筆入れをしています。 編み目が破れてしまうと補修跡が残ってしまったり、破れた箇所によっては補修不可となってしまったりすることもあります。破れてしまう前に修理を検討するのが懸命です。
長年の使用で色落ちしてしまった財布も、補色を施すことで再度綺麗な色が蘇ります。見た目がよくなるため、気持ちよく使い続けることができるためおすすめな修理です。
【修理事例2】フチ部分の剥がれ、ダメージ
シャネル(CHANEL)のマトラッセのお財布です。財布のフチ部分が擦れてダメージを負い、一部剥がれてしまっています。このまま放置してしまうと、いずれ縫い合わせた部分もほつれていく可能性が高いです。この状態になっていたらすぐに修理を依頼しましょう。
修理後は剥がれが目立たなくなり、綺麗な見た目が戻ってきました。ダメージが酷かった箇所についても補色を施すことで綺麗になり、もう一度お気に入りの財布を使えるようになりました。
財布のフチ部分は擦れやすく、剥がれも起きやすいため、状態がひどくなる前に修理をしなければ、修理ができなくなる可能性もあります。早めに相談をしてみてくださいね。
【修理事例3】財布の黒ずみ、汚れ(ペン汚れ)
このケースでは愛用していた財布が黒く汚れてしまっていました。汚れを落とすくらいであれば自分で…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自力でおこなう際には気をつけておかないと汚れが取れたとしても、革が変色してしまったり、弱ってしまったりする可能性があります。
修理専門店などの修理店では専用のクリーニング剤を使用し、革に負担のないようにクリーニングをおこないます。汚れを落とす際にもプロに任せた方が、高価なブランド財布を守るためにも良い選択です。少し費用はかかるかもしれませんが、綺麗な状態を長く保つためにプロにお願いすることをおすすめします。
またその他、カバンの中に入れていたことで付いてしまったペン汚れも、綺麗に落とした後、必要に応じて補色を施すなどして汚れを目立たなくする修理も可能です。ボールペンなど油性のインクで書かれたものは消えにくいものです。できるだけ元の状態に戻したいという時には、汚れが発生したらすぐに落とすことが肝心です。迷わず修理専門店などに相談をしましょう。
これらの事例から分かるように、適切な修理をプロに依頼することで、ブランド財布の寿命を延ばし、使用感や見た目を大幅に改善・回復させることができます。修理費用が気になる場合にはまずは、相談だけでもしてみましょう。修理費用や期間など気になることについて聞いておくことで不安がなくなり、安心して依頼ができるはずです。
お財布修理のよくある質問
最後に、ブランド財布の修理に関してよくある質問をまとめてみました。財布を修理しようと考えている方の疑問や心配事がここで解決できるかもしれません。もしもここで解決しないようであれば、たくさんのお財布を修理してきている修理店に問い合わせてみるのが一番です。修理専門店はオンラインで受付をしてくれているところがほとんどなため、気軽に聞くことができます。
どこに相談しようか迷った場合には事例を紹介したリペアシングに聞いてみてください。リペアシングではリペア職人のプロが、あなたのお財布の状態を確認しながら修理について教えてくれます。まずは一度問い合わせて、疑問を解決してくださいね。
◼︎Q1: 修理と買い替え、どちらがお得ですか?
A1: これはお持ちのお財布がどのような状況かによって異なります。以下の点を考慮して判断してみることがおすすめです。
・財布の現在の状態
・修理にかかる費用
・新しい財布の購入費用
・財布への愛着
一般的に、財布の状態が比較的良好で、修理費用が新品の半額以下である場合は、修理がお得な選択肢となることが多いです。ですが、もしもそのお財布が思い入れのあるものであれば、多少費用がかかっても修理を選ぶ価値があるでしょう。
◼︎Q2:修理に出す前に、財布の写真を撮っておくべきですか?
A9: はい、修理に出す前に財布の写真を撮っておくことを強くおすすめします。それは、修理を依頼する際にも役立つからです。具体的に以下のような利点があります。
・修理前後の状態を比較できる
・万が一のトラブル時の証拠になる
・修理箇所や希望する仕上がりを伝える際の参考になる
全体写真に加えて、修理が必要な箇所のクローズアップ写真も撮っておくと良いでしょう。
◼︎Q3: 修理後の品質は新品と同じですか?
A3: 基本的に、修理店の職人の技術により、新品に近い品質を期待できる場合が多いです。ただし、完全に新品同様になるわけではありません。新品を求める場合には、新品を購入することをおすすめします。
◼︎Q4: 修理中の代替品は提供してもらえますか?
A4: これは修理を依頼する店舗によって異なります。一般的に、ブランドの直営店では代替品を提供していないことが多いですが、一部の高級ブランドや専門店では、修理期間中の代替品を貸し出すサービスを行っているところもあります。事前に確認をしてみましょう。
◼︎Q5: 海外ブランドの財布の修理は日本でできますか?
A5: はい、可能です。多くの場合、日本国内でも海外ブランドの財布の修理が可能です。ただし、一部の希少な部品や特殊な修理技術が必要な場合は、海外の本社に送る必要がある場合もあります。
◼︎Q6: 修理によって財布の価値は下がりますか?
A6: 一般的には、適切な修理を行うことで財布の価値が大きく下がることはありません。むしろ、使用可能な状態を維持することで、価値を保つことができます。
ただし、以下のような場合は注意が必要です。
・ヴィンテージ品や希少品の場合
オリジナルの状態を保つことが価値につながることがあります。
・不適切な修理や、オリジナルのデザインを大きく変える修理
このような大幅な修理についてはブランドの独自性を保てないことから、価値を下げる可能性があります。価値を重視する場合は、修理の前に専門家に相談することをおすすめします。
◼︎Q7: 修理の保証期間はどのくらいですか?
A7: 修理の保証期間は、修理を行う店舗や修理内容によって異なります。一般的な目安は以下の通りです:
・ブランドの直営店:3ヶ月〜1年
・修理専門店・リペア専門店:1ヶ月〜6ヶ月
・地元の革製品修理店:店舗によりさまざま(保証がない場合もあります)
あくまで一般的なものとなりますので、実際の保証期間や保証内容については、必ず事前に確認し、書面でも受け取るようにしましょう。
◼︎Q8: クリーニングだけを依頼することはできますか?
A8: はい、可能です。多くの場合、クリーニングのみの依頼も可能です。クリーニングサービスは以下のような場合に検討するのが良いでしょう。
・全体的な汚れが気になる時
・長期間使用していなかった財布を再び使い始める時
・革の風合いを回復させたい時
ただし、クリーニング方法によっては革の風合いが変わる可能性もあるため、希望する仕上がりについて事前に相談しておくことが大切です。
◼︎Q9: 購入したブランドの直営店で修理を断られました。その場合でも修理専門店であれば修理ができるのでしょうか?
A9: はい、ブランドの直営店での修理を断られた場合にも、修理専門店であれば修理が可能な場合があります。お持ちのお財布の状態次第になりますので、一度お問い合わせをされてみてください。お見積もりなどは無料のところもあります。
◼︎Q10: 家でできる簡単なメンテナンス方法はありますか?
A10: はい、お気に入りの財布を長く使うために、いくつかの簡単なホームケア方法があります。
定期的な清掃
柔らかい布で優しく拭き、汚れを落とす
革用クリームの使用
適切な革用クリームを薄く塗り、革を保護する
型崩れ防止
使用していない時は、型崩れを防ぐために中に紙などを詰める
適切な収納
湿気を避け、直射日光の当たらない場所で保管する
これらの簡単なケアを日常的に行うことが財布を長持ちさせる秘訣です。1つでも良いので、できるところからやってみてくださいね。
あなたの財布は修理で綺麗になります!
このコラムでは、ブランド財布の修理をする前に知っておきたいことについてご紹介してきました。
事前に知った上で修理を依頼することで、あなたの大切なお財布をスムーズに修理に出すことができます。それにより早く手元に修理された財布が届くので、知っておいて損はないでしょう。
今、まさに使っているお財布に修理が必要な方、ご自宅で使うのを諦めてしまった財布がある方、どんな方でも愛用のブランド製品が再び綺麗な状態で使えるようになることは願ってもないことでしょう。
財布は日々の生活に寄り添う大切なアイテムです。大切に扱い、必要に応じて適切な修理を行うことで、その価値と魅力を長く保ち続けることができます。あなたのお財布を修理する時に、このコラムをぜひ参考にしてくださいね。これらの情報が、あなたの大切な財布を守るための参考になれば幸いです。
店舗名:REPAIR THING
所在地:〒730-0017 広島県広島市中区鉄砲町8-15 キシモトビル401
電話番号:082-500-5160
営業時間:10:00 – 18:00(日・月曜休業)
https://www.repairthing.jp/
店頭への直接持ち込み、郵送での修理受付が可能です。
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